日曜の昼から揚げたてホクホクのポテトフライ&フライドビーツが食べたい
こんにちは、めし山です。
みなさま、日曜日って何食べてますか?
めし山は平日にはできない手のこんだ料理をよく作ります。
平日、時間制限と戦いながら作る日常料理からの開放……それが休日料理!分類でいうと、お父さんが休日にちょっと高めの牛肉3時間煮込んで作っちゃうカレー的なあれです。
日常めしは時間&コストの運用優先、非日常の休日めしは時間&コスト度外視で楽しさ優先…!そして今日は休日めし!フゥ〜!
というわけで今日はいつもはやらない揚げもの祭りです。大好きないも&根菜類をじゃんじゃん揚げます。
激しい色のおしゃれ系食材ビーツが安くなっていたので一緒に揚げてみます。いつも使いみちに若干迷っちゃうんですよね、ビーツ。
- できたてのフライを飲むように食べたい
- 家でお店クオリティのフライが食べたい
- ビーツとかも揚げちゃたい
材料たち
食べたいものならなんでもありです。今は春なので新じゃがを皮ごと揚げます。皮おいしいよ皮。
- ビーツ 大1個
※小2つは別日に作るスープ用 - じゃがいも 新じゃが(小)8個
- さつまいも 紅はるか(大)1本
- れんこん 中1本
作りかた
材料をあらかじめ加熱してから油で揚げます。先にそのままでも食べられる状態にしてしまうことで、揚げ時間を短縮します。
揚げ工程での食感のコントロールも不要(火の通り具合を気にしなくてよい)になるので揚げものスキルがなくてもお店みたいな絶妙フライができちゃいます。
- 材料に火を通す(れんこん以外)
- 材料を切って粉をまぶす
- 高温で短時間揚げる
- 塩を振って完成!
材料に火を通す(れんこん以外)
今回は低温調理器BONIQ(ボニーク)を使って熱を通りします。茹でる場合は火の通り具合を確認しながら40分前後茹でてください(サイズによって火の通りが異なるので湯で時間は状態見合いで調整する)
今回はBONIQ公式サイトを参考にして、一番甘みと食感が引き出される85℃で1時間30分加熱します。
ちなみに、アイラップというポリ袋が電子レンジ、冷凍、ボイルの全てに対応できてめちゃくちゃ便利です…!
BONIQ先生に時間と温度をセット!セットした温度になったら音で知らせてくれるので材料を沈めます。
保温調理が完了しました!この時点で火が通っているのでそのまま食べられる状態です。鍋に油を入れて加熱を始めます。
材料を切って粉をまぶす
れんこん以外の材料に火が通ったら、好きな形に切ります。今回はむしゃっとかじりたかったのでいも類はくし型にします。口いっぱいほおばりたい…!
続いてビーツとれんこんです。ビーツはフライドポテトっぽく太めの拍子切り、れんこんはおなじみの薄切りに。れんこんチップ!
全部カットできました!下ごしらえ完了です。あとは粉をまぶして揚げるだけ!
揚げものの足音が聞こえてきますね…!サクリ…ホクリ…
粉をまぶします。粉をまぶすことで表面をコーティングしてカリッとした食感が生まれます。薄力粉と片栗粉をブレンドするのは食感をよりカリッとさせるためです。薄力粉と片栗粉は粒子のサイズと仕上がりの食感が異なるため、ブレンドするといいようです。今回は以下の割合です。片栗粉を増やすとカリッと感が増すので割合はお好みで!
薄力粉:片栗粉 = 4:1
薄力粉60g、片栗粉15g
高温で短時間揚げる
油を200℃くらいに熱したら、揚げていきます。具に火が通っているので、表面にコーティングした粉に火を通してカリッとさせるのが目的です。
200℃で4分
入れる量は鍋の油温が下がりすぎないように表面積の60%以下にします。
一回目が揚がったら、次の具材は油温が上がるまで待ってから入れます。
揚がったものをバットにあげたら、熱いうちにボウルに移して味付けします。
今回は↓を試しています。
- 塩、胡椒、チーズ
- カレー、塩
- 塩、胡椒、青のり
盛り付けて完成!
熱々のうちにすべて味付けしたらお皿にどっさり盛ります。フウゥ〜!!!フライの森!住みたい!
食べてみました
新じゃが&さつまいもは、中はほくほく、外はカリッとした食感に加えて、揚げたての油の香りがたまらないです…!お店っぽい食感キタ!
ほくほく食感と塩味のループで手が止まらないです。止まらなさすぎて危機感を覚える…。特に皮付きのまま揚げた新じゃがは、皮の風味も滋味深くてシンプルなのにぐいぐいくる味わい!れんこんは薄めのものはかりっとしたおなじみのチップス状、やや厚めに切ったものは少し水分が残っててれんこん本来のねっとりほっくりした食感が感じられます。個人的にはこっちのほうが味わい深くて好きな味。
ビーツは甘さとシーズニングのスパイス&塩味がコントラストがきいてておいも達とは違う種類の滋味深さです。ギュッと詰まった肉質が食べごたえがあります。
ちなみに写真は無印良品さんのレトルトカレーアレンジです。カレーに温玉、小松菜、かぼちゃを追い具して、サイドとしてリベイクしたフライを添えています。
作りかたのこつ
ビーツは2回目よりも1回目の方がおいしくできました。拍子切りにする時は細いほうがカリッと仕上がってフライドポテトらしい食感になりました(太いと水分量が多いのでぐにゃっとした食感になる)
いも類は事前に茹でる際の加熱しすぎにだけ注意(茹ですぎると揚げる時に形が崩れてしまう)それ以外は、焦げないようにだけ気をつければ極うまポテトフライの完成!
結果、4人分を2人で食べました 笑 夜ごはん食べられなかった…。
ごちそうさまでした!
- あらかじめ材料に熱を通すと初心者でもほくほく食感に
- 揚げる前に薄力&片栗粉ブレンドをまぶすとカリッとした食感に
- 塩&シーズニングは熱いうちにかけて味なじみが◎
ちなみに今回加熱して使わなかったビーツ&玉ねぎは後日ポタージュにしました。
うつわ&道具memo
低温調理器 BONIQ
設定温度で保温し続けられる低温調理器です。5℃〜95℃度までの間で、1分〜約100時間まで設定して保温調理ができます。必須じゃないけど、あるとものすごくいい。蒸し器やボイルで代用可能ながら、いざ使ってみると片付けがめちゃくちゃ楽です。今回みたいにまとめて低温調理して別々の日に使うなど、下ごしらえの手間を劇的に省いてくれます。鶏ハムとか温玉とかポテトサラダとかを作る回数が激増します…!
スンヌンタイ ラウンドプレート(26cm)
全然見えてませんが、2回目のビーツが乗っている方のお皿です。スンヌンタイはフィンランド語で「日曜日」だそう。知らなかったながらも今回にぴったりの1枚でした。スンヌンタイはいい意味で予想を裏切ってくれて、黄色だし花柄だしで主張が強いのかと思ったらまったくそんなことなし!意外なほどテーブルともお料理ともなじんで、それでいて食卓に明るさを添えてくれる不思議なお皿でした。
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