必須じゃないけど、あるとほっこりする。あんこのある生活はじめました。
こんにちは、めし山です。
みなさま、あんこお好きですか?たまに甘い豆が苦手というお話もうかがいますが、めし山はあんこ大好きです…!
単体では主役にならないけど、組み合わせによっては主役になれたりする、あんこ。そもそも圧倒的な見た目の地味さ(めし山は小豆色の宝石だと思っております)と素朴さで、どうしたって控えめな印象が拭えない、あんこ。
そんな、単体では100%映え切れないという昨今のSNSトレンドに全く乗り切れないあんこですが、味わいの奥深さでいえば華々しい洋菓子たちに全く引けをとらない複雑さと豊かさがあります。
単体で飲むように食べてもよし、生クリームやフルーツと併せてもよし、ナッツや白玉と一緒に温かくいただいてもよし、意外と尋常じゃない懐の広さがあるんですよ、フフフ…!
お店でいただくあんこも最高ですが、ご家庭で炊くマイあんこも最高です。今日はライフワークとして断続的に継続しているあん炊きを久々にやったみたいと思います。
断続的すぎてこれまでの記録が一切残っていないため、本日はめし山家のかかりつけレシピサイトでもある敬愛する白ごはん.comさんのレシピをベースに炊いてみます。そして小豆はおいしい豆&米の宝庫大好きコメショップはなふささんの大納言です。
ねこが乱入してきましたがかわいくて写真をトリミングできませんでした。
不揃いとのことですが、ほれぼれするような大納言です。眺めてるだけでしあわせな気分になってきますね!いい小豆はストックされているだけで日々のマインドフルネス度合いが違ってくるため、2kg買いました。
先日エマダツィ用の青唐辛子を1kg買った時はだいぶ困りましたが、小豆はいくらあってもあり過ぎということはない…!食べればいいのです。
今回は、アレンジしやすい常備菜(?)がある生活って素敵よね〜という趣旨なので、あんこが苦手な方はお好きななにかに置き換えてご覧ください 笑
- ヘルシーフード小豆を食べたい
- あんこを炊いてみたい
- あんこのある暮らしをしてみたい
あんこを炊きます
糖度以外は白ごはん.comさんの「おいしい小豆の煮方」を参考にさせていただいています。
作ってみると、詳しくてめちゃくちゃわかりすいです。説明も過不足がなくて、なんという読みやすさか…!作る際はぜひご本家をご覧ください。
材料たち
甘さは通常、小豆に対して60〜80%くらいの砂糖を入れますが、めし山は豆の風味をMAX感じるぎりぎりの甘さが好きなため、今回は糖度40%にしてみました。あんことしてはかなり控えめです。
- 小豆 300g
- 砂糖 120g(40%)
今回はきび砂糖を使用 - 塩 小さじ1/4(1.2g)
全体の流れ
()カッコは大体の所要時間
- 渋抜き:5分煮て30分蒸らす(40分)
- 下茹で:中火→極弱火で1時間煮て30分蒸らす(2時間)
- 甘みづけ:砂糖&塩を入れて弱火で5〜6分煮る(10分)
1. 渋抜き 5分煮て30分蒸らす
小豆を軽く洗います。この時、変色・割れている豆があれば取り除きます。
鍋にたっぷりの水を張り、水から小豆を煮ます。
火は最初は中火→湧いたら弱火で5分煮ます。
5分たったら火を止めて蓋をして30分くらい蒸らします。
30分たったら小豆をザルに上げて渋抜き完了!(煮汁には雑味が出ているので捨てる)
2. 下茹で 中火→極弱火で1時間煮て30分蒸らす
鍋に1Lの水を張り、水から小豆を煮ます。
火は最初は中火→沸騰したらアクを取ります(あまり出なければ取らなくてもOK)
アクを取り終えたら蓋をして極弱火で約1時間煮ます。
煮上がり時間は豆の種類や状態によって変わるので、40〜50分の時点で一度柔らかさを確かめます。
以降10分ごとに様子を見て、柔らかく(食べる、指で潰す)なっていたら完了!
3. 甘みづけ 砂糖&塩を入れて弱火で5〜6分煮る
今回はあんこなので煮汁は除きます(煮汁はスムージーに入れて飲みました)
砂糖少なめ&煮汁なしだとぽってり粉っぽい仕上がりになるので、水分多めのなめらかな食感がいい方は好みに応じた量の煮汁を残してください。
砂糖と塩を入れて弱火でコトコト5〜6分煮ます。
砂糖が小豆になじんだら完成!
瓶やホーローなどの清潔な容器に入れて保存します。
さっそくいただきます!
まずはできたてをそのままムシャムシャいただきます。
やさしい…大変やさしい甘さと風味です。あたたかいあんこはもう存在自体がやさしいですね…。つらい時はあんこを食べたらいい。
ふっくりとした粒感と芳醇な味わいもすばらしいです。甘みも個人的にはこれくらい控えめなくらいがモリモリ食べやすいです(たくさん食べる想定)
煮え方はもっと粒感が活かせそうと感じました。今回はちょうど1時間煮ましたが、瓶に詰めた段階で粒が潰れて一部こしあんぽくなっていたので、もっと短くてよかったです。
しみしみ塩バタートースト&あんこ
喫茶店でおなじみのあんこトーストです。今回はバター&塩でコクとメリハリを追加します。粒感のある海塩をぱらっとすると、甘さとしょっぱさが口の中で合わさって楽しいです。
マスカルポーネ&バナナのあんこオープンサンド
はちみつとヨーグルトを混ぜて甘みと酸味を追加したマスカルポーネをお好きなパンにたっぷりのせます。あんこととフルーツをのせただけのかんたんオープンサンドです。
パンは皮が柔らかめだと食べやすいです(皮の硬いパンを薄く切っても◎)
マスカルポーネが生クリームから作ったチーズなので、生クリームどら焼き的なデザート寄りの味わい!
あんことフルーツの和風ゼリーパフェ
はちみつ&ヨーグルトマスカルポーネはたっぷり作ると別のデザートにも使えて便利です(冷蔵庫で2日くらいはいけました)グラスゼリーまたは市販のゼリーやプリンの上にクリームとくだものをのせるだけ!
作ってみて、改めてあんこの懐の広さを実感!冷やしおしるこやいとこ煮などなど、まだまだ試したいあんこフードがいっぱいです。
- 一回に200gくらいがおいしく食べ切れる量
300gの場合は半量を冷凍 - 砂糖を減らすと仕上がりの質感が変わる
少ないほどパサパサするので甘さと食感の好みで - 次回は同じ糖度で砂糖をグラニュー糖にしてみる
豆の味を邪魔しない白砂糖で違いを検証
早くNEXTあんこ炊きたい!ごちそうさまでした!
うつわ&FOOD memo
ボテガの耐熱グラス
以前カレー用に購入したボルミオリロッコ ボデガS(200cc)ですが、ゼリー作りにぴったり…!便利すぎて月の半分はこれで何かしらのゼリーを作ってます。耐熱なので、温めたジュースにゼラチンとレモン汁を入れたらボテガに移して終了なのが最高…!汎用性の高さ素晴らしいー!
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